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「晴明、今日は博雅に任せて帰った方が良いと思うの」

「神楽……私は」

「式達も晴明が体調が悪い事を見抜いてる。

そんな状態で戦っていたら、怪我をしてしまうかもしれないでしょ?」

そう言われて式達に向ければ、戦いながらも以津真天が静かな目でこちらを見ているのが分かった。

見抜かれているというのは本当らしい。

隣にいる妖琴師は一切こちらを振り返らない。

「……すまない。

今日は先に帰らせて貰うとしよう」

「うん。

そうして」

不意に、妖琴師の琴の音が聞こえてくる。

音を聴いた混乱した悪鬼は味方を傷つけながら、以津真天が最期のトドメを打っている姿があった。

そんな事よりも、先程微かに聞こえた音の方が気になって仕方がない。

これではいけないとかぶりを振り、博雅に事情を話にいく。

しかしどうしてか、先に帰って寝所で寝ていたはずなのに、私はいつの間にかあの桜の木の下にいた。

まだ昼間なので妖琴師の姿はない。

そこにホッとしながら、早く去ろうとするのに足が全く言う事をきかなかった。

鉛にでもなったかのようにその場に佇み、ぼんやりと桜の木を見上げる。

「――だから言っただろう?君は来ると」

背後から聞こえてきた馴染みある声に私は振り返らない。

否、振り返れなかった。

「そこに跪いて乞うが良い。

聴きたいのだろう?私の調べを」

それまで動かなかった足はまるで嘘のように動いた。

言われた通りに膝を折り、桜の木を見つめたまま息を殺してあの音が奏でられるのを待っている。

「聴かせてやろう、思う存分。

今度は立ち去るなどと言えぬように、その魂に刻んでやる」

いつもの位置に、妖琴師が座る。

優雅に袖を翻し、見せつけるように琴を構えて。

僅かに見えた御魂の発動に、私は息を飲むしかない。

「ほら、近くに寄れ」

聞いてはならない。

行ってはならない。

そう思うのに、身体は自然と前に進む。

人を狂わせる音律の持ち主。

それに加えて、人を狂わせる効果のある御魂を混ぜれば、一体どれほどの効果となるだろうか。

それを今から味わうのだと思うと、ゾッとした。

「捕まえた」

第136章

大天狗见晴明穿着这么单薄竟这么直接地往雪山那处走去,急急忙忙跟了上去,张开羽翼遮挡在晴明的身前,为他抵挡下刺骨的寒风。

在雪花飘飞的这座山上,只有晴明和大天狗两个存在。

身后的那扇门扉像是凭空出现一般,伫立在半尺厚的白雪之上。

晴明见状,本想开口告诉大天狗他早已使用了阴阳术,并不惧怕这寒冷,让大天狗不必这么费神。

只是还未开口,晴明便看到了大天狗那紧张担忧的神情,想了想还是任由大天狗这么做了。

总是拒绝式神们的好意也不太好啊,晴明这么想着,默认大天狗继续这么做了。

在这种风雪交加的雪山上去寻找某个存在是一件极为困难的事情,但晴明仿佛不过是出来散散步一样闲适极了。

明明踩下去就会陷入到小腿处的厚重白雪,且不论可以飞翔的大天狗,就连晴明踩上去也不过落下了一个浅浅的脚印,而那浅浅的脚印又很快被呼啸而来的风雪给掩埋了。

大天狗在张开羽翼为晴明挡了一阵子后,便发现了晴明其实并不需要自己这么做。

但是这样做时大天狗可以无比靠近晴明,近到能够嗅到晴明身上淡淡的熏香,大天狗便也当做没有发现这一点,继续睁开羽翼为晴明遮挡着迎面扑来的风雪。

晴明对雪女的踪迹心知肚明,他脚步不停,直直地往目的地行进去。

果不其然,在晴明曾经观赏过雪莲之美的悬崖上,有一个淡蓝色的倩影正在风雪中低头看着那在风雪中更显皎洁娇艳的冰之雪莲。

晴明深呼了口气,他上前走了几步,然后轻轻开口呼唤道:“霜莲,我来接你了。”

伴随着晴明呼唤出他给予雪女的这个独一无二的名字,雪女身上闪现出灵力的淡蓝色光辉,照亮了这一片雪白的冰冷世界。

被晴明称呼为霜莲的,正是属于晴明的式神,雪女。

雪女用那双和这冰天雪地同样颜色的眼瞳隔着这永不停歇的鹅毛大雪注视着晴明。

她站在风雪之中,明明已经恢复了记忆,却没有上前,也没有开口说话。

时间都仿佛被这雪山的寒冷给冻住了,大天狗等了一阵子,见雪女没有动作,忍不住皱起了眉头:“晴明大人?”

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